ペットの病気

1月 2010のアーカイブ

火傷

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 猫の火傷には、ストーブの上に飛び降りた・煮え立った鍋に飛び込んだといった事故から、お湯をかけられた・薬品をかけられたといった人為的なものまでいろんな原因があります。軽いやけどの場合は患部が軽く赤くなるだけなので、このときに処置をしてあげれば2,3日で治癒しますが、重度のヤケドの場合は患部に水疱ができ、皮膚の表面がはがれてくることがあります。原因は特に冬場のストーブや熱湯などによるヤケドが多いので、室内の環境は飼い主さんが徹底して管理してあげましょう。 治療の方法 猫の火傷は、大変治りにくいことが多く、包帯や絆創膏などで傷の処置も外用薬も舐めてしまって使えないことからやっかいな病気といえます。ケロイドや無毛の傷跡となって残りやすく、さらに深部に達する激しい火傷は潰瘍となりやすく、皮膚移植や足先のような部分では断脚を行なうことすらあります。すぐに気づいた場合は患部に水を吸わせたタオルなどを10分程度付けてあげます。重度のヤケドの場合は濡れたタオルにくるんであげて直ちに獣医のもとへ行き治療することが重要です。

熱中症(日射病)

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 温かい場所を好む猫でも、長時間さらされていますと熱中病になってしまいます。熱中症になると猫は呼吸が苦しくなり、苦しげにゼーゼーと口を開けあえぎます。高温の季節に、直射日光があたる部屋や車などを密閉した状態にしていた場合や、狭いゲージの中にいれられたストレスなどにより誘発されることが原因としてあげられます。 熱中症は主に3つに分かれています。 熱けいれんは、水分の過剰補給により血液の塩分が薄くなり、塩分が不足して生じてしまう脱水症状による筋肉の痙攣です。 熱疲労では、水 塩分の両方とも不足する状態で嘔吐や痙攣が見られます。意識障害は生じません。熱射病は、熱中症の中で最も重症な状態です。体温が異常に高温となり体温の調節が出来なくなる状態です。熱けいれんと熱疲労は早期に適切に治療されれば命に別状はありません。熱疲労は放置した場合は熱射病へ移行するため注意が必要です。熱射病は非常に危険な状態で救命率も非常に低くなります。 治療の方法 まず体温を下げる事が重要です。そのためにネコを涼しい環境に置き、冷やしたタオルで体を包んであげましょう。ほとんどの場合は前記の処置で落ち着きます。ただし、体温と血圧に異常があり続ける場合は点滴や他の内科的治療を行うこともあります。

食道炎

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 食道壁が酸やアルカリ物質の摂取によりただれたり・やけど・ウィルス等の伝染症や真菌症により、表面粘膜の炎症から深部粘膜固有層へのびらん、潰瘍におよぶこともある病気です。治療が成功しても食道狭窄を後遺症として残す可能性があります。 症状は、食べ物を飲み込むときに痛みを伴うため、食後すぐに吐き出したり、食べ物を痛そうに食べたりするほか、よだれがみられます。首や胸などに触られる事を極度に嫌がります。また、慢性か重度の食道炎では、食欲不振・沈うつ・脱水がみられ、長期化すると体重が減少します。誤嚥性肺炎を合併すると咳や呼吸困難が現れてしまいます。 治療の方法 原因となっている物質・病気の除去・治療に加えて、炎症を抑える治療を行ないます。食事は嘔吐がなければ流動食を少量ずつ頻回に与えます。合併症予防のため、抗生物質の全身投与を行ないます。重度の食道炎の場合でしたら、胃の中にチューブを入れ、そのチューブを通じて食物や水を与えることで食道を休める必要もあります。抗生物質や抗炎症薬などを投与しながら、栄養の補給のために静脈輸液を行ったりします。食道狭窄を起こしている場合は外科的治療で食道の狭くなった部分を切除します。

肛門嚢の炎症と膿瘍

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 猫の肛門の両側部にある勢力範囲にマーキングしたり、互いに匂いを嗅ぎ雄雌の区別をしたりする際に分泌される腺体の炎症です。肛門嚢炎が進んで内部が可能する事を肛門嚢膿瘍と呼びます。普段は時は排便後に液状や泥状の分泌物は腺部に詰まって化膿します。 肛門嚢炎を起こしたネコは、しきりに尻を気にするようになります。肛門をなめたり、尻を床にこすりつけたりする動作が多くなります。原因は下痢などで肛門の周りが汚れたり、炎症を起こしたりした場合この穴が塞がってしまいます。その結果。肛門嚢に分泌液が過剰にたまり、炎症を起こします。場合により、肛門藁が腫瘍化することがあるので、老齢の猫では留意が必要です。 治療の方法 肛門嚢炎の場合は、肛門嚢を刺激し、中の分泌物を排出させて、抗生物質や抗炎症剤などを投与します。膿瘍まで進んでいる場合は、刺激するだけではうみが出てこない場合があるので、注射器などで抜き取り、切開したりが必要になります。

巨大食道症

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 巨大食道症(食道拡張症)とは、食道の拡張と動きの低下を特徴とする症候群です。先天性と後天性があります。先天性の特発性で、食道の生命力学的特性の異常と考えられています。現段階では不明です。後天性は原因不明の場合と、他の病気と続発して起こる場合があります。続発性の巨大食道症を誘発します病気としましては、神経と筋肉の病気があります。 症状として、食べ物を食後から数時間で吐き出します。その頻度は様々です。誤嚥性肺炎を併発しているときには、呼吸困難や発熱が起きてしまします。食べ物を飲み込むことが困難の場合は、体重が減少し痩せてゆきます。更に食道炎の併発により、食欲不振やよだれがみられることがあります。また、吐いたときに嘔吐物を気管に吸い込んで肺炎を引き起こすこともあります。生まれつき食道や周りの神経に異常がある場合が多く、子ネコのときから食べ物をすぐに吐いてしまう子も中にはいます。 治療の方法 先天性の場合は内科治療などでも完全に治療するのは困難ですが、食事の与え方などによって改善されていくことがあります。その他の病気が原因で巨大食道炎が発症している場合は原因となっている病気の治療を行います。 原因疾患があるときでしたら、その治療を行ないます。対症療法として、高い場所に置いた流動食を立位で食べさせてあげてください。食後もしばらくの間は、立位の状態に保つようにして、食べ物が重力で食道を移動しやすくします。多くの場合は、食道炎を併発するため、抗生物質や粘膜保護剤を投与します。重度の食道拡張症は難治性のケースが多く、誤嚥性肺炎の合併により死亡率が高くなります。

咽頭炎

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 咽頭炎の徴候には、吐き気,咳,発熱,食欲不振、無気力などがあります。喉に痛みが出るため食欲を無くしたり、喉を触れようとしますと嫌がるしぐさをします。咳がひどくなるとと吐き気があるように見えたり・声が出なくなり・よだれを垂らすなど全く元気がなくなってしまうケースもあります。呼吸器の感染症が原因になるケースが多いようです。まれに、有毒ガス・薬品などの吸引による細菌感染も報告されています。 治療の方法 細菌感染であれば、治療としては、抗生剤等の内科療法が必要となります。ウィルス性の病気は、外に出ていない猫ちゃんにもかかる可能性がありますので、ワクチン接種をお勧めします。なるべく静かなところで安静にさせ興奮させないようにしてください。寒暖差が大きいところを入ったり出たりしてますと咳を誘発してしまう事もあります。また乾燥は症状を悪化させますので注意してください。大きくて硬いものは、食べにくいので、食事は柔らかいものを細かく砕いて食べさせてください。魚の骨などは、要注意です。大きい骨は喉を傷つけてしまう可能性がありますので十分に気をつけてください。

鼻炎

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 くしゃみ鼻水・涙などが起こった場合は鼻炎かも知れません。症状が進行すると頻繁にくしゃみを繰り返し、鼻が詰まってしまいます。呼吸が苦しくなり口で呼吸したり呼吸自体がとても速くなったります。原因は細菌やウイルスの感染がほとんどです。猫伝染性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症が鼻炎を引き起こしていることも考えられます。 放置してしまうと、鼻炎だけでなく呼吸器全体に重い症状が現れますので早期の発見・治療が大変重要になります。まれに、鼻周囲の腫瘍などもたまに見られます。猫は鼻水が出ると手を使ってきれいにしようとしますが、その手を舐めることによって体内にウイルスや細菌が入り込むこともあるので注意が必要となります。

副鼻腔炎

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 副鼻腔は鼻の奥にある空洞で、鼻の粘膜はその奥の方にまで続いています。そのため鼻炎などが悪化して広がると副鼻腔炎になり、さらに蓄膿症などの重い状況に進む場合もあります。上顎の歯の根元が化膿して、その上に位置する副鼻腔に炎症や化膿が広がって起きる事も考えられます。 鼻炎だけの時より、くしゃみなどの症状が激しくなります。ひどくなると、鼻梁が腫れて熱をもったり鼻汁に血が混じったりすることもあります。鼻炎と同様に感染性、また刺激性の薬物・ガス・異物などを吸引して鼻炎から副鼻腔炎を引き起こす場合があります。 治療の方法 内科治療が一般的ですが、症状が重い場合は鼻の洗浄が必要です。慢性の蓄膿症になると切開して洗浄しなければいけない場合があります。鼻水などが出ている軽い症状の時に、きちんと治療を受けて、慢性の経過をとらないように注意してください。子猫のうちでは、ひどい鼻炎などを起こすと、なかなか治らず、慢性の鼻炎・副鼻腔炎・蓄膿症などに進んでしまうこともありますから、獣医師さんと話しあいながら、根気よく治療することを心がけてください。

鼻出血(猫の鼻血)

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 鼻炎などが悪化したり・猫同士のケンカで鼻を傷つけて出血してしまいます。交通事故で頭部を打ったり肺を傷つけてしまいますと鼻血の原因にもなります。それ以外に血液の病気になってしまい血が止まりにくい状態になるケースも考えられます。 まず原因がケガによるものか、病気なのかを見分ける必要があります。病気の場合、出血の量は少ないですが長期に続くことが多いです。反対に事故やケガが原因の場合は大量に出血することがあります。鼻腔に何らかの問題が発生した事が考えられます。 治療の方法 原因によって異なりますが、事故やケンカの場合は安静にしていれば出血が止まるはずです。また、出血がすぐに止まらない場合は、止血剤や他の内科療法が必要です。鼻出血の場合は感染性や交通事故、同士のケンカなどが多いようなので、飼い主さんの気配りが必要です。 鼻を軽く打ったりして出た少量の花血でしたら、安静にしていればほおっておいておいてもほとんどはすぐに止まります。しかし、人の鼻血のように鼻腔に綿を詰めたりして止血できませんし、綿棒などを使うのはかえって危険ですので、出血が長引くようでしたら、獣医さんの診断をうけてください。家庭では、なるべく頭を動かさないように安静にして、鼻腔をこまめに吹いて呼吸が苦しくならないように注意してください。

耳ダニ症(耳疥癬)

catsdoctorの投稿 (01/17/2010)

症状と原因 ネコが耳を必要以上にかゆがったり、後ろ足で引っかいたりしていたら注意が必要です。耳垢に微細なダニが寄生しているかも知れません。寄生があると、耳孔内の炎症やびらん・あるいは耳の周囲に爪による引っかき傷を作ります。飼い主さんが耳を覗いてもモロモロとしたチョコレート色の耳垢が沢山付いていますし、耳垢や耳の中の壁を良く観察すると1mm位の白く透けるようなダニが多数動いているので異変に気が付きやすいと思います。ダニが寄生しているネコとの接触によって感染することが多く、特に幼ネコの感染率が高いです。 治療の方法 耳アカをきれいに清掃する必要があり、かゆみが強い場合は消炎剤などでかゆみを抑えます。飼い主さん自身で行なわずに、必ず獣医さんに相談して下さい。耳孔内を掃除して殺ダニ剤を塗布します。ミミダニが寄生していても無症状のことがあります。他にも猫・犬を飼っている時には、検査を必ずしてあげてください。


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