catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 フィラリアは犬の病気としては認知度が高いのですが、実際には猫にもおこる感染症です。フィラリアに感染した犬や猫の血液に混じってミクロフィラリアが蚊の体内に潜入し、その蚊が他の犬やネコを刺して感染します。犬の場合は、心臓に寄生しますが、猫の場合はフィラリアの成虫が(20―30m)右心室、肺動脈に寄生し、呼吸障害・肝腎疾患・循環器障害などを発症します。雄と雌のフィラリアが寄生した場合たくさんの子虫を産みます。 進行するまでは、無症状の事が多いですが、進行すると、元気がなくなり、乾いた咳をしたり、喉に何かつまったような動作で呼吸が苦しそうだったり、突然吐いてしまう事もあります。また呼吸器意外にも循環霜害から肝臓に負担がかかったり腎臓が悪くなったりと様々な症状をていしてきます。末期では腹水の貯留や血尿などもみられます。 治療の方法 薬を飲ませる内科治療と直接虫を取り出す外科治療のどちらかが選択されます。猫のフィラリア症は、屋内・屋外でも同じように感染がみられています。 家の中にいるから安全という事は決して言えません。フィラリア症が発生している地域では、フィラリア予防薬で予防をしてあげることが猫を守ってあげる安全な対策法です。現在では、猫のフィラリア予防薬も販売されています。獣医師さんに相談し、予防に努めることが大切です。
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 赤血球に細菌が寄生しておこる伝染病です。貧血・黄疸・脾臓の腫れなどが見られます。その他には食欲低下や発熱などが上げられます。原因としましては、ノミの媒介によるネコからネコに伝染すると考えられます。
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 貧血は、赤血球の数や赤血球の中にあるヘモグロビンの量が減ったときにおこります。原因は様々で、出血や溶血のほか、骨髄が十分に老化により赤血球がつくれない病気などで起こります。血液中の赤血球やヘモグロビンの減少によって重要な臓器や組織に酸素不足が生じます。その結果、全身に酸素を送ろうと心臓が早く動いて貧血の特徴である動悸が起こります。
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 猫の溶血性貧血には先天性の場合と何らかの原因で赤血球を余分に壊す場合との2種類があります。多くの場合は赤血球寄生虫・薬物・リケッチア・抗原抗体反応・毒物などが、赤血球を過剰破壊してしまい、その結果ネコは貧血を引き起こします。まったく原因がわからない時もあります。 溶血性貧血は、赤血球が正常の寿命よりはるかに早く血管内や脾臓、肝臓、骨髄内などで破壊されることによって生じる貧血であり、造血能は通常正常かむしろ亢進していきます。赤血球の破壊される場所によって血管内溶血と血管外溶血に別けられています。また市販の風邪薬や痛み止めなどに使われている成分のアセトアミノフェンなどは非常に危険ですので注意してください。更に玉ねぎには、溶血性貧血を起こす赤血球酸化障害物質が含まれているので、絶対に猫の口に入らないように分注意することが必要です
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 いつもと比べて元気が無くなったり、空咳をすることがあったり、進行が進むと運動をしたがらなくなり、動こうとしなくなります。心筋症は心臓がどんな異常を起こしているかによって3つに分けることができます。 心臓の筋肉(心筋)がどんどん厚くなる「肥大型心筋症」、逆にどんどん薄くなって心臓が大きくなってしまう「拡張型心筋症」、心臓がうまく広がる事ができずに働きが低下する「拘束型心筋症」の3パターンです。どの場合でも血液が心臓から、出なくなって全身の臓器が弱まっていきます。 治療の方法 症状によって心臓に使用される薬の種類が変わりますが、基本的にはそれぞれの症状を和らげる薬を与えて治療を行います。飼い主さんは成分表示をキチンと確認してタウリンが添加されているキャットフードを与えるようにしましょう。食生活の改善によってよくなった例はあるようです。 また発症した猫は安静が必要となります。呼吸困難を引き起こしたなら、酸素吸入が必要です。血栓が動脈に詰まっている猫、血栓が心臓に観察されている猫では血液凝固阻止のための薬剤を使って、血栓を除去するように勤めます。足などにできた血栓を外科的に除去する場合もありますが、まずは内科的に全身状態(特に心臓、呼吸器)の改善に努めるのが優先されます。 心筋症は非常に予後が悪いので、治療をきちんと行って、元気を回復していても症状が悪化したり突然亡くなることも多いです。飼い主さんはしっかりと理解し、どのような治療を行うことで、猫が長く楽に過ごせるか、動物病院での指示を受けて治療を続けてください。
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 先天性の心臓疾患の種類は多くありますが、発生率そのものは非常に低いものです。軽ければ何の症状も出ず気付かないままなこともあるでしょう。重い失陥を持っている場合、大人まで成長することは難しくなります。猫に多い先天的な心臓病は、動脈狭窄症、房室弁奇形症、房室中隔欠損症、動脈管開存症などが挙げられます。 治療の方法 人間と違って猫は手術に耐えうるだけの体力を持ち合わせておりません。手術による根本的治療ではなく、現在あらわれている症状に合わせて心臓の負担を軽減したり、心臓の働きを補うための血管拡張剤や利尿剤・強心剤などを組み合わせて投与します。また、猫の体力を保たせるように安静を心がけます。
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 心臓肥大(心肥大)は心臓病の中で一番発生率が高い病気です。通常、心臓の筋肉は収縮する事によって全身に血液を送っています。しかし、塩分過多、高タンパク質の過剰摂取と言った、食生活の問題などにより高血圧になってしまうと、心筋に通常より高い負荷がかかるため、この負荷に打ち勝とうと心筋がどんどん厚くなって心臓が肥大してしまうのです。 もともと猫は人間のように汗腺を持っていないため、塩分の必要摂取量は多くないのですが、塩分が多く、高タンパクなフードやおやつを過度に与えると、高血圧になる恐れがあります。猫が喜ぶからと言って、前述したフードやおやつを頻繁に与えたり、人間の食べ物をあげるような事は控えましょう。 症状は咳です。心臓肥大になると、心臓が弱まるため、血液循環が不十分になり、心不全を発症させる可能性もあります。
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 心不全とは、何らかの原因により、心臓の機能が低下し、血液を正常に送り出せなくなってしまう状態を指します。生まれつき心臓に問題があったり、老化により心臓が弱くなったりと、原因は様々です。心不全になると、呼吸困難や咳が初期症状として現れます。また、ほんの少しの運動でもすぐ座り込んでしまったり、一度息が切れてしまうとなかなか回復しなくなってしまいます。また、肺水腫を招いてしまうケースもあります。 治療の方法 聴診、超音波、心電図、レントゲン、エコーなどの検査で診断を行います。心不全を完全に治す事は大変難しい事ですが、薬による内科的な治療と、心臓に負担をかけない食事療法、安静療法を行うことで、心不全の症状の悪化を遅らせる事が可能です。
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 抗原(アレルゲン)に反応して起こる皮膚炎をアレルギー性皮膚炎とよび、そのなかで特に食物が抗原(アレルゲン)となりアレルギー反応を起こすものを食餌性アレルギー皮膚炎と呼びます。 アレルゲンとなる食物は多くは、タンパク質や炭水化物に原因があります。猫では牛肉・麦・乳製品が原因のおよそ1/3を占め、これらの食物が原因となることが更に多いようです。新しい食べ物に対して起こるよりもどちらかというと習慣的に食べていたものが原因となることが多いようです。食事を取ってから、だいたい数時間以内に皮膚が赤くなってきます。それから脱毛や皮膚が小さなブツブツが出てしまい、皮膚の表面がぽろぽろはがれるなどの皮膚炎の症状があらわれます。 治療の方法 アレルギーの原因と考えられる食べ物を突き止めるのは困難です。そのため、低アレルギー食に変えてみたり別の食事に変えるなどの処置をします。早ければ1週間後から皮膚の状態が改善されていく場合もあります。 食事性のアレルギーに関してはアレルギー専用食(アレルギーの原因となる食材が入っていないもの)だけを2ヶ月間与え、それで症状が軽快したならば食事性アレルギーと診断できます。 その後怪しいと思われる食材を一つずつ与えていくと安価かつ正確に食事性アレルギーの原因を診断できることがあります。低アレルギー食を与えているときは、他の食事は与えないようにします。抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤だけでは改善は難しいですが、これらを投与しながら、良質なタンパク質・脂肪酸を与えると症状が良くなることがあります。
catsdoctorの投稿 (01/17/2010)
症状と原因 何千種類いるノミの中で、猫によく寄生するのはネコノミとイヌノミになります。ネコノミは人間の血も吸ってしまいます。この2種は見分けるのが難しいほどよく似ています。 ノミにとって快適な気候は18℃以上、湿度70~90%。これは、日本の夏にぴったりあてはまるわけです。この環境では、ノミはわずか3週間ほどで卵から成虫になります。メスは1日10個、一生で1,000個もの卵を、猫の体や部屋のすみなどに産みつけます。 また、生命力が非常に強く、血を吸わなくても100日生きられ、血を吸えば1年以上生きて生息しています。 乾燥と寒さに弱いのですがサナギの姿をして、ひっそりと冬を越します。現在の人間の生活では暖房設備が整い、冬でも暖かい家庭が多くて、ノミも1年中生き延びられるようになったのです。ノミが体表に寄生する事により、多くの場合は強い痒みを生じ体を噛んだり、かいたりします。その結果皮膚に脱毛や炎症が生じ皮膚病になってしまいます。特に猫の腰背部、尾根部に好発します。痒みの原因はノミの刺咬(ノミが血を吸う)による直接の害と、ノミの唾液が体内に入りアレルギー反応を発現し起こる場合があります。 治療の方法 治療方法はまずは確実にノミを駆除しノミが寄生しないようにすることです。 また、細菌による2次感染がある場合は、抗生剤の投与が必要です。 アレルギーの場合は抗ヒスタミン、抗アレルギー薬、状況によってはステロイド剤の投与が必要となります。スポット・オンタイプの成ノミ殺虫剤や「発育阻害剤」などを組み合わせて、最低半年以上、根気よく薬剤を投与していきます。多頭飼育のときなど、飼い主の負担も大きくなり、全頭に投与しつづけることが難しいかもしれません。動物病院で、実現可能なノミ対策をよく相談して下さい。 飼い主さんが猫との生活環境を清潔するのも不可欠です。愛猫を毎日、ノミ取りグシでブラッシングして、成ノミの数をできるだけ減らすためにブラッシングをしてあげてください。絨毯・猫の寝床などを定期的に掃除して、辺りに潜む卵や幼虫やさなぎをできるだけ排除しましょう。布団や座布団などの乾燥と洗濯・部屋の通風・換気を心がけて下さい。